港区にもある「終活相談窓口」――預託金80万円で何が守られるか
こんにちは、ひらつか葬祭の平塚です。
「ひらつか葬祭通信」は、日頃お世話になっている皆様へ毎月お届けしている情報通信です。前号では世田谷区の「終活支援センター」をご紹介しましたが、今月は港区にある同様の仕組み「あんしん未来・終活サポート事業」を取り上げます。
→ 結論:港区には「登録するだけ」の仕組みと、「お金を預けて任せる」仕組みの2段階があります
目次
港区では、区と港区社会福祉協議会(社協)が連携し、「あんしん未来・終活サポート事業」として終活に関する複数の支援メニューを用意しています。窓口は港区社会福祉協議会内の終活相談窓口で、電話でのご相談から始められます。
📝 社協とは:市区町村ごとに設置される非営利の民間団体で、地域福祉の推進を目的とします。行政ではありませんが、多くの自治体から相談事業の運営を委託されており、公共性の高い立場です。
港区の特徴は、いきなり大がかりな契約を結ぶのではなく、「まず登録するだけ」の入口が用意されている点です。
緊急連絡先や終活に関する情報(延命治療の希望、葬儀に関する希望など)をあらかじめ区に登録しておくと、ご本人が意思表示できなくなった時、またはお亡くなりになった時に、事前に指定した開示先(警察署、消防署、医療機関、親族、友人等)へ区が登録内容を開示してくれる仕組みです。費用はかからず、「まず情報を残しておく」という意味で、心理的なハードルが低い入口になっています。
頼れる身寄りがいない方を対象に、より踏み込んだ支援もあります。入院時サポート事業では、入院手続きの付き添いなどを行います。さらに、港区社会福祉協議会と契約を結ぶことで、預託金(80万円)の範囲内で死後の事務手続きなどを担ってもらえる仕組みも用意されています。
こちらは無料のエンディングプラン登録とは異なり、契約と費用を伴う本格的な支援です。「身寄りがなく将来が不安」という段階になったら、まず社協の窓口に相談してみることをおすすめします。
港区の制度は、「身寄りがない・頼れる人がいない」という状況への備えが中心です。一方、私たち葬儀社の事前相談は、ご家族がいらっしゃる方でも「その時」に慌てないための実務的な準備がテーマです。ご安置場所、遺影写真の候補、お着せしたいお召し物、宗教者への確認事項、お好きなお花やお色など、公的制度ではカバーしきれない「その方らしさ」を、あらかじめ言葉にしておくイメージです。
ご家族がいる方でも、身寄りがない方でも、「決めておく」ことの効果は同じです。ご自身の状況に応じて、区の制度と葬儀社の事前相談をどちらも活用いただければと思います。
ひらつか葬祭の事前相談では、次の5項目を必ずお伺いしています。
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ご安置場所
ご自宅か、専用の安置施設に預けるか -
遺影写真の候補
1枚に絞らなくても大丈夫です。「これもいいな」というものを何枚か見せていただく程度で結構です -
最後にお着せしたいお召し物のご用意
ご年配の方であっても、女性のお身体に触れる場面は女性スタッフが対応するよう心がけています -
「ワンデイ葬儀」をご希望なら菩提寺への事前確認を
通夜を行わず告別式のみを行う形式で、仏式で近年増えています。お寺様によっては「通夜がない葬儀はあり得ない」というお考えの方もいらっしゃいます -
お好きなお花・お色・聖句など
カトリックの方であればお好きな聖句〈聖書の言葉〉など、その方らしさが表れるご希望
「終活」と聞くと、大がかりな契約や高額な費用を想像される方も多いのですが、港区のエンディングプラン登録事業のように、無料で情報を残しておくだけの選択肢もあります。まずはできることから、少しずつで大丈夫です。
ひらつか葬祭では、費用も宗教も問わず、事前のご相談を無料でお受けしています。「まだ元気だけど、少し聞いてみたい」という段階でも、どうぞお気軽にお声がけください。
📍 港区終活相談窓口(港区社会福祉協議会)
電話:03-6230-0283
受付時間:8時30分〜17時15分(土・日・祝日・年末年始を除く)
ひらつか葬祭|東京城南エリア(品川・港・目黒・大田・世田谷)対応
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